赤ちゃんが寝なくてつらいお母さん必見!〜ママと赤ちゃんのタイプ別オススメネントレ本4選〜
みなさまこんにちは。むぎ〜です。
息子と1日中べったりな日々が続いていて、いろいろあるけれど、天使のような可愛い時期にこんなに一緒にいられることに幸せを感じる今日この頃。
さて、突然ですが、私がblogを始めてどうしても書きたかったことの1つ、息子が生まれて最も苦労したかつ工夫を重ねたこと、寝んねトレーニング(ネントレ)についてです。
当時の私はどうにか助けて欲しい、誰か代わってくださいという気持ちになりながら、隙間時間にネントレ本を読み漁っておりました。
最初に結論をお話ししますが、息子は生後4カ月頃から夜通し寝てくれる日が増えていきました(19時頃から6時頃まで)。
生後4カ月の時点でネントレが終了したわけではなく、それからも紆余曲折ありながら、生後9ヶ月頃まではネントレを意識して毎日過ごしておりました。
現在1歳2ヶ月ですが、添い寝で夜通し寝てくれ、お昼寝もトントンで2時間から3時間ほど寝てくれています。
ネントレは本来1人で寝ることがゴールのようなので、息子はそのゴールにはたどり着けませんでしたが、あの時のことを思うと十分な結果です(本当は一人で寝て欲しいけれど、、、笑)。
赤ちゃんが寝なくてつらい、少しでもまとめて寝てほしい、とお悩みの方の役に立てたらと、まずはお母さんと赤ちゃんのタイプ別のオススメ本を紹介していきたいと思います。
ネントレするにあたって、blogもとても参考になりましたが、まずは1つ本を手に取り、本をベースとして、わからないところや応用編をネットで検索すると進めやすかったです。
そこで最初に私が参考にした本とその特徴をまとめたので、お母さんとお子さんに合った本を選ぶ参考になれば嬉しい限りです。
私が購入した本は以下の4冊です。
①赤ちゃんとお母さんの快眠講座 ジーナ式 カリスマナニーが教える/ジーナ・フォード
② トレイシーホッグの赤ちゃん語がわかる子育て大全/トレイシーホッグ
③赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド 0歳からのネンネトレーニング/清水悦子
④魔法のねんねタッチ 夜泣き・かんしゃくがおさまる!赤ちゃんスヤスヤ/夕部智廣
①
赤ちゃんとお母さんの快眠講座 ジーナ式 カリスマナニーが教える/ジーナ・フォード
イギリスのカリスマナニーのジーナさんが書かれた本です。
日本は一般的には?親子川の字で寝るスタイルだと思いますが、ジーナ式では子ども部屋のベビーベットに一人で自力で寝られるようになることを目指しています(生後6カ月までは親と同室推奨)。
毎日同じ時間に起き、同じ時間に朝寝、昼寝、夜寝や授乳、活動をすることで、赤ちゃんに生活リズムを教えていきます。
赤ちゃんが起きていられる時間は大体決まっているので、本に書かれた時間付近に寝室に連れていき、整えた環境(遮光カーテンなどを使い、部屋は朝でも真っ暗になるように、掛けシーツをベビーベッドに準備する、おくるみでくるむなど)の中で一人で寝かせます。
お腹が空いていたり、体調が悪いなどの理由がない限りは基本的に泣いていても親は別室でベビーモニターで見守り、赤ちゃんに”眠る時は抱っこや授乳ではなく自分で寝る”ということを教えます。
ジーナ式はとてもシンプルです。すべて時間が決まっているので基本的にはその時間通りに動けば赤ちゃんもその生活に慣れていきます。
このパターンが身につけば、お母さんもとても楽です。決まった時間に寝室に連れて行けば寝かしつけいらずです。自分の時間も確保でき、時間が決まっているので家事も捗ります。
まさに理想の形です!
しかし、赤ちゃんにも個性があるので、すぐに馴染む子もいれば、なかなか慣れずに何日も何時間も泣き続ける子もいます。
月齢によっても違い、生まれてからすぐに始めた子は比較的早く泣かなくなるそうですが、大きくなればなるほど、その子の寝るパターンの癖を直すことが難しくなります。
ちなみに私が最初に読んだ本はジーナさんの本でした。
生後2カ月あたりから始め、最初のうちは30分〜1時間ほど泣く日々が続きました。2週間経った頃には5分くらいは泣くこともありましたが、ほとんど泣かずにセルフねんね(自力で寝ること)が出来るようになりました。
がしかしこのままうまくはいかず、また長く泣くようになってしまったのです。
原因は、私が毎日同じ生活ができなかったからだと思います。
親の予定に付き合わせることもあり、昼寝の時間が少しずれてしまったり、刺激を与えすぎてしまったり日もあったりと、息子を混乱させてしまっていました。
それでも頑張ればもしかしたら自力ですんなり眠れるようになったかもしれないのですが、私の性格上、毎日同じスケジュールで行動するのが難しく、それがストレスになってしまっていたので、もう少し緩めのネントレはないかなと思い、次のトレイシーさんの本を手に取りました。
こんなお母さん・赤ちゃんにオススメ
- 毎日同じリズムで生活できるお母さん
- 根気強いお母さん
- 赤ちゃんが泣いていても赤ちゃんとお母さんの睡眠のため!と割り切れるお母さん(最初はかなり泣くので、胸が苦しくなります。それでもグッと耐えて明るい未来を想像できるお母さん!笑)
- 母乳で育てているなら、母乳がしっかり出ている自信があるお母さん(泣かせっぱなしにしているときにお腹すいてるのかな?と不安になると、うまくいかない⇦私のことです。笑)
- 泣く理由が分かりやすい赤ちゃん
②
トレイシーホッグの赤ちゃん語がわかる子育て大全/トレイシーホッグ
アメリカのカリスマベビーシッターのトレイシーさんの本です。
ジーナ式とかぶるところもたくさんありますが、大きな違いは泣いたままにしないところです。
ゴールはジーナ式と同じですが、トレイシーさんは、赤ちゃんが泣いたらそばに寄り添います。
しかし、抱っこゆらゆらや授乳などはせず、シューシュートントンという独自の技法を使い、泣き止むまではそばにいます。
泣き止んだら退室し、様子を見ますが泣いたらまたシューシュートントンです。根気強く付き合い、繰り返し教えていくことで、赤ちゃんが自力で眠ることを覚えていきます。
赤ちゃんに生活のリズムを身につけてもらうために、EASYという方法(E=eating A=active S=sleep Y=your time)を使います。
授乳、遊び、眠り、お母さんの時間というリズムを1日の中で繰り返していき、授乳と眠りを離すことで、自力で眠ることを教えていきます。
大まかな時間は決まっていますが、途中で変更も可能です。
例えば赤ちゃんのお昼寝の時間S(sleep)が2時間だとします。でも2時間寝られずに30分で起きてしまったらまたE(eating)からスタートします。
長く寝てくれた方がいいですが、もしスケジュール通りにいかなくても、自力で眠ることがゴールなので大丈夫です。
本も分厚く情報量も多いですが、ネントレだけでなく、カリスマベビーシッター流の離乳食や育児についても載っています。
赤ちゃんを5つの気質に分けて説明してくれているところもとても参考になります。
デリケートタイプ・活発タイプ・むっつりタイプの子はネントレに時間がかかることも教えてくれているので、ネットの記事で1週間でできるようになったなどという情報に流されることなく、うちの子は時間がかかるタイプなんだと納得できます。
私と息子にはトレイシー式がハマりました。
朝起きる時間と夜寝る時間は一定にし、日中はEASYのリズムで過ごせるので、予定がある日は時間を気にせず出かけられました。息子はお昼寝が短かいタイプだったのですが、トレイシー式を続けていると長く眠る日も増えました。
しかも、泣いたままにすることがないので気持ちも楽でした。
ただ、泣いたらシューシュートントンはかなり根気が入ります。
これは何度もめげそうになりましたが、睡眠確保のために頑張りました。
きっと息子はデリケートタイプだろうなと感じていたので、長く続いたネントレ(生後9カ月頃まで)も割り切って続けられました。
こんなお母さん・赤ちゃんにオススメ
- 赤ちゃんを泣かせないネントレがしたいお母さん
- 根気強いお母さん
- 産後でも分厚い本を読むことができるお母さん
- やたら泣く赤ちゃん
- どうやらすんなりいくタイプではなさそうな赤ちゃん
- なかなか寝ないし寝てもすぐ起きてしまう赤ちゃん
③
赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド 0歳からのネンネトレーニング/清水悦子
日本人の夜泣き専門の保育士さんが書かれた本です。
上2人と違い、添い寝もOKで、川の字で寝る日本の良い文化はぜひ取り入れてというスタンスです。
文字が大きめで、産後の疲れた体でも読みやすく、最初の1冊としてオススメです。
基本的なことが書かれており、朝は日光を浴びてセロトニン(幸せホルモン)分泌を促し、夜よく眠れるようにする、夜はテレビなど睡眠の妨げになるような刺激を与えない、などのすぐに見直せるような内容が紹介されています。
ジーナ式、トレイシー式とは違い、一人で眠ることがゴールではなく、赤ちゃんとお母さんが夜ぐっすり眠れるようになることがゴールの本です。
話題になっている本、売れている本なので購入してみました。
著者の語り口調が優しく、お母さんに寄り添ってくれる書き方なので、赤ちゃんが寝なくて相当参っているときに読むとホッとします。
ジーナさんとトレイシーさんは少し厳しめなので、(翻訳の仕方かもしれないですが、弱っているときに見て何度か凹みました。笑)2つを読んだ後に読むとさらに優しく感じます。
ただ、ネットに書かれていることはいろいろやってみたけどそれでも寝ないという悩みを持っている方や、ジーナ式、トレイシー式をやってみた方からすると少し物足りない内容です。
こんなお母さん・赤ちゃんにオススメ
- 赤ちゃんを泣かせっぱなしにしたくないお母さん
- 赤ちゃんと添い寝したいお母さん、お昼寝も添い寝できるお母さん
- 分厚い本や長い文章を読む時間がないお母さん
- ネントレについてまずどんなものか知りたいお母さん
- 今も添い寝で寝ている赤ちゃん
- 今添い乳で寝ている赤ちゃん
④
魔法のねんねタッチ 夜泣き・かんしゃくがおさまる!赤ちゃんスヤスヤ/夕部智廣
鍼灸師・保育士の資格を持つ方が書いた本です。
夜泣きやかんしゃくには身体的なものと親に構って欲しくて起こる場合があり、身体的なものは”魔法のねんねタッチ”で原因を取り除いてあげることができます。
誰でも簡単にできるタッチ方法で、ツボも絵で見ることができ、範囲が広いので素人でもわかりやすいです。
風邪を引いた時、鼻水が詰まって息苦しそうな時や腹痛などのツボまで紹介してくれているので、急な夜泣きの緩和にも役立ちます。
お母さんがぐっすり眠る事で子どももぐっすり眠る事ができるということで、お母さんのツボも紹介されており、他の3つの本とは視点が違います。
この本は赤ちゃん向けというよりは、子ども全般の夜泣きやかんしゃくに対応できる本です。
生後6カ月頃に息子の鼻が詰まってうまく眠れない時期があり、夜泣きするようになりました。
本に書かれてある通りに”魔法のねんねタッチ”を行うと、楽になったようで夜泣きがなくなり、私は大変助かりました。
タッチ方法がとっても簡単なので、夜泣きやかんしゃくに悩んでいる方は一度試してみる価値はあると思います。
鍼灸師の先生なので?とても説得力があり、他のネントレ本とは違う内容が多いので新たな発見もあるかと思います。
赤ちゃんへの負担がないのでお母さんも安心して挑戦できる1冊です。
こんなお母さん・赤ちゃんにオススメ
- ネントレいろいろやってきて疲れたお母さん
- 赤ちゃんに負担をかけたくないお母さん
- 手軽に取り入れたいお母さん
- 東洋医学が好きなお母さん
- 夜泣きやかんしゃくを起こす赤ちゃん
- ネントレは難しいと思われる幼児(月齢が高く寝る癖がついている赤ちゃん)
まとめ
赤ちゃんが寝てくれないと本当につらいですよね。
先が見えない戦いに心折れそうになっても(折れても)誰かが代わってくれるわけではなく、自分で解決しないといけないことがつらかったです。
この4冊の本とたくさんのblogを参考にさせてもらい、少しずつ寝てくれるようになり、睡眠負債も減ってきました。
赤ちゃんにもお母さんにも個性があるので、こうすれば必ずうまくいくという方法はないと思います。
一つのパターンでうまくいかなくてもお母さんのやり方が悪いのではなく、単に合わなかっただけなのです。
どこにでも書いてあることで誰もが言いますが、いつか寝てくれる日がきます。(いつかはいつ来るんだろう、、、と悲しくなる日もたくさんあると思います。)
そのいつかまで、できるだけ手を抜いて、眠れる時は5分でも10分でも変な格好でも部屋が汚くても寝てください。
私が思うことはただ一つ、読んでくれているお母さんもしくはお父さんが少しでも長く眠れる日が1日でも早く訪れますように、赤ちゃんぐっすり寝て〜!お母さんに休息を〜!だけです。
応援しております。
拙い文章を読んでくださってありがとうございました。